AZ-1がだんだん調子悪くなってきた
症状としては
・冷間時エンジン始動するとエンジンマウントがちぎれそうな位エンジンがブルブル揺れる
(吹かして回転を上げるとマシになる)
・その後走行中、停止中、低回転時は不定期に一発死んだように音が脈を打つ
(回転上げ気味にするとマシになる)
・急立ち上がり時にガバッとアクセル開けるとガックン!という爆発抜けが発生する
・自然に直る気配はなく、日増しに症状が進行する
ということでなんとなく点火電装系くさい
簡単なところから疑うとプラグコード
たぶん1993年の新車時から18年間一度もプラグコード交換してないと思うので交換してみよう
交換するプラグコードは
永井電子のブルーポイント・パワープラグコード↓
http://www.nagaidenshi.co.jp/PLUG/bluepoint.shtml
AZ-1用があってうれしい
交換作業はここのページを参考にさせて頂きました↓
http://az-1.loops.jp/mod/mod_plug.html
全容が分かって大変参考になりました
ではいざ交換作業へ
余談)ジムニーに積んである工具箱を取る
はじめて気付いたのだが先日入れたこのレカロシート
この状態だとドアが閉まりません
でっかいレカロシートがジムニーにギリギリ入ってるんだね
運転席を外す
ボルト前後4ヶ所止めを外す
シートのスポンジかす
このおがくずみたいのは一体何だろうとずっと思ってたが
どうやらシートの中のスポンジがボロボロになって落ちてきてるらしい
反対側も
こりゃいつかシートも交換てか
純正シートまだパーツあるのかな
ない場合は社外品
社外品も小さいのじゃないと入らないだろうな
肩パッド有りはドアに当たると思う
シート前方のナット
あと前の2本を取ればシート外れる
ちなみにシートベルトフックは車体側に付いてる
(ジムニーはシートに付いてる)
外した運転席シート
純正でフルバケットシートは珍しい笑
持った感じ、明らかにジムニーのレカロシートより軽い
リクライニング機構ないからね
寝る時どうすんの?とかそんなことはどうでもいいのだ
こないだ買ったばねばかりで重さ計ったら運転席シート:9.1kgだった
ちなみに助手席はもっと軽いと思う
スライドすらしないから(リジッド爆)
シート裏側
裏側は生地すら貼ってません
モノホンのフルバケ
後ろに人乗らないから車検時リクライニングも生地も関係ないのだ
シート外した姿
広くなりました
床は真っ平
薄いとこ乗ると床抜けそう笑(サビ進行中)
あ、100円玉落ちてる
スペアタイヤ
本当はフロントボンネットに納まるはずだったスペアタイヤ
衝突時ハンドル押して危ないということで運転席の後ろに来た
カバーはこないだ劣化でバックリ割れてしまったので
車検の時交換してくれた新品
スペアタイヤ外したところ
ご丁寧に下にスペアタイヤ用のくぼみがあります
テンパータイヤもガン鉄だからけっこう重たいね
バネ計りで計ったら8.2kgあった
あれ、普通に履いてるアルミ+タイヤの重さと大して変わらないような
そうか軽のタイヤってテンパーと大して変わらないのか爆
ここはもしAZ-1のエボリューションモデル作った時は軽量化できそうな部分だね
メンテナンスハッチ
重たいカーペットをめくって外すと
メンテナンスハッチが見えてきました
秘密の扉、映画プリンセス・トヨトミっぽい
ご開帳
エンジンの裏側が姿を現した
乗って11年、初めて自分で見た
パイピング
インタークーラーパイプ
純正ブローオフのパイプ
ヘッドブローバイのパイプ、とからしい
全部外さんといかんのか・・
プラグカバー
ヘッドの上にプラグカバーがあり
あれを外さないとプラグが姿を現さない
パイプ外し
意外とそれぞれはすんなり外れたな
助かった
昔180SXにBLITZスーパーサウンドブローオフバルブ入れる時
インタークーラーパイプが抜けなくて苦労した覚えがある
ちなみにオイルフィルター
あんなところにあるのか
これも交換するの大変だなー
昔のL型なんかどっからでも外せたのに笑
タービンの水冷ホース
これが多分AZ-1の弱点のラジエターゴムホース
ヤワですぐ破けて水無くなっていつの間にかオーバーヒート
エンジン逝っちゃう時があります
私も一度やりました(危機一髪)
プラグカバー
固いのなんの、やっと外れた
作業中よいこの皆さんはちゃんとホースの口をふさぎましょう
パッキンは、もうない
本当は周囲にウレタンパッキンみたいのが付いてたようだが
ボロボロになったカスしか付いてなく、かえってエンジンの中入っちゃいそうなので
今回は何も付けずに省略した
プラグコード
古いコードは「SUMITOMO 1992」(住友電装)と書いてあった
さすがにかなり硬化してる
今までご苦労さん
1本ずつ交換していく
間違えてつなぐと大変なことになるので
(点火タイミングずれ)
慎重につなぎます
デスビ側はトランク側からつなぐ
全部付いた
なるべくコード同志干渉しないように這わせたが
ヘッド内部はしかたがない、くっつく
デスビ側も
青が鮮やかできれいだね
外したパイプ類
今度はつないでいきます
付いた
シートも付けて、さあエンジン始動
(これでかからなかったら悲しいよね)
一発始動ブローーーーーッ
おおっアイドリング一定、調子いい
いつもかけ始めすごいエンジンブルブル震えてたのに
これは効果あったか?
おまけ)窓枠
フロントウインドウ上部のパッキン縮みによる雨漏り(これもAZ-1の持病)は
応急処置でガムテープ貼っておくことにした
Before
After
またどうせ縮むし
いずれどうするかまた検討
このパッキンも確か2005年のセミO/H時に一度交換してある物
危機一髪)プラグ
プラグが一番左の1本だけどうしても外れなくて
渾身の力入れてたら折れちゃったようです
もしこの割れカスがエンジンの中入ったら・・大変なことになるとこだった
幸いにもプラグレンチ一度も引き抜かなかったので
中に落ちるのは避けられた
試運転の前に・・
ちょうど作業が終わったと同時に雨が降ってきた
今日は天気予報午後から雨だったのだ
助かった、空サンキュー
一応雨天ほぼ未使用車なので笑、試運転はまたにしよう